ブラジル の見どころ

ベロ・オリゾンチの空港。
名残惜しさいっぱいで撮りました
旅といったら「地球の歩き方」。我々も、旅が決まってすぐに購入しました。しかし!!
天下のガイドブックシリーズをしても、ブラジルに割いたページはたったの330ページ。
日本の約23倍もある国が、そのページ数で語り尽くせるわけもありません。(でも基本情報がまとまっているから、購入して損はない)

インターネットという便利なものがある時代でよかった。実際に行ったことのある方のお話を元に、検索しまくり、合わせ技でなんとか情報を入手し、行きたい場所をピックアップしたのでした。
え〜、思いつくままに書いちゃいます。ダラ〜ッと長くなりそうで芸がないけど、とりあえず!!
(アンカー貼るか、ページ分割する。文章も修正する。いずれ!!)
ニテロイ散歩


意外にきれいだったフェリー(R$2.50/1per)

まず、私が「行きたい!」と主張したところ。
それはニテロイ(Niterói)です。
リオ・デ・ジャネイロの港から、グァナバラ湾をはさんで対岸にある街。「ニテロイのショッピングモールが楽しいらしい」とあるじさんの会社の方から聞いて、調べてみるとモールより何より興味津々なものがあったのです!!

ニテロイに行くには、車でリオ・ニテロイ大橋を渡るか、フェリーに乗るかどちらか。私たちはフェリーで向かうことに。ちょうど土曜日だったので、セントロにあるフェリー乗り場周辺は閑散としていて(つまり危険だと言うこと)、タクシーの運転手さんに「くれぐれも気をつけるんだよ」と念を押され、親切に帰りのタクシー乗り場まで教えてもらって、切符売り場へ向かいました。
フェリーにゆられて、20分くらいでニテロイ到着。

フェリー発着所の目の前にインフォメーションがあったので、私が最高に行きたい場所、「MAC(ニテロイ現代美術館)」へ行く手段を尋ねてみると、「47Bのバスに乗れ」とのお達し。
バス乗り場で、インフォメーションのおねえさんのブラジル訛り英語をちゃんと聴き取れていたかどうかに、若干不安になりつつ、「47B」のバスを待ちました。
しばらく待つと、ちゃーんとバスが来て、R$2ずつ支払って乗車。バスの車窓から街並みを眺めながら、ガタゴト(道路が整っているわけではないのですよ)。

しかし、このあたりから体温調節機能がおかしくなりはじめたような。フェリーまではよかったんだけど、もう、やたら暑い。
で、MAC最寄りのバス停留所で、イヤなものを見てしまったのです。それがこの写真。……37度て! 体温か!!
などとひとりツッコミつつ、ゼーハー向かったのです。
さて、ここからはブラジルが誇る建築家オスカー・ニーマイヤーの素晴らしい作品をどうぞ!
氏は、ブラジリアの都市計画を一手に担ってその名を世界にとどろかせました。
2011年で104歳!でも現役バリバリ、というスーパーおじいちゃんです。


バスを降りて見える景色。UFOが着陸してる(と思わない?)。
しかしニーマイヤー本人曰く「花をイメージした」そう。


近づいてみた。すると、結婚式を終えたカップルがここでフォトツアーをしていた。
私もしたいよ。


遠くにコルコバードの丘&キリスト像。この計算し尽くされた感じがたまらない。


どこから見ても、どこから撮影しても美しい曲線。これがニーマイヤー作品の特長。


ため息でちゃうよね。


いよいよ中へ。(入場料R$2/1per)


中から見た景色。建物の外周側はすべてこんなふうにガラス張り。建物の中心側に美術作品が展示してある。


ニテロイは高級住宅街らしく、高層マンションが建ち並んでいて、さながら近未来。


通り向かいの丘の上にあるこちらも、ニーマイヤー作品の美術館。時間と体力の関係で行けなかった。


おまけ。リオ・デ・ジャネイロのフェリー乗り場

コルコバード

次は、コルコバード(Corcovado)。あの、巨大なキリスト像で有名なコルコバードの丘です。(空撮、見たことあるよね)

丘の頂上に建つキリスト像まで行くには、この登山列車に乗ります。

私たちが訪れた日は残念ながら悪天候。いや、下界は曇りだったのに!! めくるめく勢いで悪化し、めったない風景を見ることができたのです。ある意味、ラッキー。


登山列車の車窓から見える景色。
左側は「ロドリゴ・デ・フレイタス湖」。ちっさくフローティング・クリスマスツリーが見える。
右に見えるトラックはガベア競馬場
陰鬱になる雲行き……。ここからとんでもない暴風雨に見舞われるのです。


どーん! 登山列車を降りて、エレベーター→エスカレーターと乗り継ぐと現れるのが、このキリスト像!!
でっかい! 本当にでっかいです。しかも背景がグレー。
リオ・デ・ジャネイロの街からも見えるので、富士山のようにお天気判断に使ったり。


後ろ姿。
強風にもビクともしない、頼りがいのある背中です。
ちなみに、台座部分は礼拝堂になっていて、みなさん祈りを捧げています。
だから、むやみに撮影したり大声で話したりせず、マナーを守りましょう。


展望台からはポン・ヂ・アスーカルも見える! しかし、これまたどんより。
コルコバードの丘は標高710m。リオ・デ・ジャネイロ市内が360度臨めるのが見どころ。
地図と見比べてみると、本当に楽しい。
しかし、(何度も言うけど)強風&雨に見舞われた私たちには、優雅に景色を眺める余裕はナシ。
今度は晴れた日に行きたい……

ポン・ヂ・アスーカル

コルコバードを後にして、次に向かったのがポン・ヂ・アスーカル(Pão de Açúcar)。「砂糖パン」というスイートな名を持つ奇岩。これもリオ・デ・ジャネイロの象徴的な観光ポイント。

ポン・ヂ・アスーカルの頂上に行くためには、ロープウェイを乗り継いで行きます。

しかし、やっぱりどんよりしているのよね〜


ポン・ヂ・アスーカルの頂上から見たコパカバーナ。


これはフラメンゴの方かなぁ。とにかく眺めが良い!
セントロ(リオ・デ・ジャネイロ)

セントロは、良くも悪くも行ってみるべきところです。ビーチ沿いのリゾートエリアに比べると、確かに危険は多い。日本人も少ないから、狙われる。自らで守るしかないんだけれど、それでも、リオ・デ・ジャネイロの人々に添うならば、ぜひとも行っておきたい。

もちろん、いろいろと自己責任ですからね。いつも背中に目をつけて、カメラは撮ったらすぐしまうこと。パスポート、貴重品、現金は絶対に目に触れないように気をつけてください。

我々は、メトロでセントロに向かいました。窓口で、日本みたいな乗車券ではなくてカードを買って(R$2.60、Siqueira Campos駅からUruguaiana駅まで)、改札に差し込んで入場します。すごく綺麗で思っていたより安全。まったくもってジロジロ見られるけど、ビビりすぎてもダメなのね、鼻歌でも歌って堂々としてましょう。

着いてしばらくすると、この緊張感にも少しずつ慣れて、周りの景色が見えてきます。



カリオカ水道橋(Aqueduto do Carioca)のうえを走る路面電車。
撮影してたら目が合っちゃったりして、ちょっと怖かった。


定員オーバーな気もしないでもないけれど、これがスタンダードらしい。


今は水道橋としては使われていないけれど、とても美しい姿を残している。


カテドラル・メトロポリターナの近くにあったモザイクビル。
これもニーマイヤー建築って聞いたんだけれど、本当かな?


どどーん。カテドラル・メトロポリターナ(Catedral Metropolitana)です。
これもオスカー・ニーマイヤー建築です。


中に入るとこんな感じ。四方の巨大なステンドグラスが幻想的な光をもたらしている。
なんともいえない雰囲気。


ここは、セントロの超老舗カフェ「Confeitaria COLOMBO」。
1854年の創業当時の面影が色濃く残っていて、ちょっとした貴婦人気分を味わえる。
メニューはヨーロピアン。味の保証はしない。


リオ・デ・ジャネイロの秋葉原?合羽橋?風なセントロの問屋街。
1軒ずつ見てまわるには広すぎるエリアなんだけど、正直、似たものばっかり売っているので安心を。
買い物に夢中になっていると、手元がおろそかになるから気をつけて。
ベロ・オリゾンチ

ベロ・オリゾンチはリオ・デ・ジャネイロから飛行機で1時間ほどの、ミナス・ジェライス州の中心都市。
ミナス・ジェライスとは、「万人の鉱山」とか「あらゆる鉱山」という意味で、とにかくたくさんの鉱産資源が眠っているところ。古くはダイヤモンド、金。それらが枯渇した今でもインペリアル・トパーズ、紅水晶などなど、宝石の産地として有名なのです。庶民派のアテクシ、宝石には興味はなかったけれど、インペリアル・トパーズがここでしか産出されない、と聞いて買ってしまいました(笑)。
それから、ベロ・オリゾンチにはオスカー・ニーマイヤーの作品もたくさんあるので、それも楽しみでした。


ミネイロンスタジアム。サッカー好きな人なら知っているかな?

パンプーリャ湖畔にあるサン・フランシスコ・デ・アシス教会。
あまりに教会らしくない佇まいに、建設されてしばらくは教会として認められなかったとか。
この美しい曲線は、もちろんオスカー・ニーマイヤーの手によるもの。


パンプーリャ湖にはまだフローティングツリーがありました。
この湖を中心にパンプーリャ地区一帯を開発したのが、大統領になる前のジュセリーノ・クビチェック市長。
設計・デザインを担ったのが、オスカー・ニーマイヤー。
ブラジリアをつくったゴールデンコンビです。


このあたりは、鉱山資源が豊富なことを証明する赤土が特長。
よくよく大型トラックに出会いました。
オウロ・プレット

オウロ・プレット(「黒い黄金」の意)は、17世紀から18世紀にかけてにゴールドラッシュに沸いた町。たくさんのポルトガル人貴族が金ほしさに押し寄せ、多くの黒人が奴隷として西アフリカから連れてこられた場所。絢爛豪華な歴史の陰に、哀しい歴史がたくさん詰まった町。

今では、この町自体が、世界文化遺産となっています。あまり有名ではないのかもしれないけれど、ブラジル初の世界遺産。ユネスコ、見るとこちゃんと見てるじゃないか。

ここへは1日ツアーで観光。ミナス・ジェライス州唯ひとりの日本人ガイドさんとともに。

オウロ・プレット駅。

天気があまり良くなかったのだけど、雲間から見えたイタコロミ岩。
お母さんが赤ちゃんをおぶっているように見えるので「母子岩」と言われている。


サンフランシスコ・デ・アシス教会。
ブラジルのミケランジェロといわれたアレイジャジンヨが建築。
内観の美しさにうっとり(写真撮影は禁止。当たり前だけど)。


サンフランシスコ・デ・アシス教会の通り向かいにあるコインブラ広場は
たくさんの露店が出ていて、冷やかすだけでもおもしろい。
宝石はもちろん、 サボナイト(石けん石)というやわらかな石を加工したものがたくさん。


ノッサ・セニョウラ・ド・ピラー教会。
ゴールドラッシュの恩恵を受けて、内装に約480Kgもの金箔が使用されたとか。


こちらはブラジル最古(といわれる)オペラハウス。
当時、ヒマとお金をもてあます貴族たちは、こぞってオペラを楽しんだそうだ。


このイスの模様がオペラハウスオリジナルなんだそう。
ふかふかイスじゃないけど、ここに座れるのはもちろんお金持ちだけ。
でもってお金持ちはオペラが終わっても拍手しないから、地下に拍手専用奴隷がいたそう。驚愕。


ノッサ・セニョウラ・ド・カルモ教会。
アレイジャジンヨのお父さんが建築したもの。美しい!


ノッサ・セニョウラ・ド・カルモ教会、横から見るとこんな感じ。奥行きがあるのです。


ノッサ・セニョウラ・ド・カルモ教会の敷地内には、18世紀当時のまま残っている歩道が。
奴隷がひとつひとつ石を組み合わせてつくったもの。
センスのある奴隷は模様を入れたりして個性を発揮。遊び心を忘れてなかったことに少しホッとした。


こちらの屋根の瓦も、18世紀当時のまま。
瓦づくりの型には、太もも(もちろん奴隷の)を使ったそうで、作る人によって大きさがまちまち。
痩せてる人は巾がせまく、太っちょだとゆったり。
でも、膝に向かって細くなるので、重ねやすいという利点があったそう。


教会は、町の人の心の支え。町のどこからでも目に入るよう、高台に建てられた。
町を作る際、いちばん最初に建てられたのが教会だったという。
八百万の神を祀る日本人にはちょっとその宗教観が理解しづらいけれど……。


町の中心、チラデンテス広場。鉱山博物館からの景色。
「ミナスの陰謀」(「ミナスの奇跡」とも)の舞台となったところ。
ポルトガルに対する初めての独立運動で、チラデンテスは英雄として語り継がれている。
正面に見える建物はもともとはミナス州政庁だったが、
現在は「インコンフィデンシア博物館」となって、ミナスの歴史を伝えている。


オウロ・プレット駅。
もともとは、ヴィトーリア(だったような)あたりの港から、
奴隷が連れてこられたルートの終着駅。そう思うと、もの悲しい。


列車をクルッと回転するヤツ、なんていうんだっけ?


こんなおちゃめな人もいるんですが……。
2009年現在、週に1回、観光列車が出ているそう。一度乗ってみたい。


山あいにできた町なだけに、とても坂が多い。
石畳と、窓枠、パステルカラー。
それがとっても雰囲気ある風景にしている。


1月に訪れた私たち。
まだクリスマスの飾り付けが残っていて(キリスト教の飾り付けをしまう日より前だったらしい)、
いろんな家の飾り付けを見ることができた。


先入観って本当につまらない。
行くまでわかりませんでした、こんなにステキな町があるなんて。


こんな窓、我が家にもほしいです。


高台にある教会から見ると、すり鉢状の町がこんな風に見える。


これがその教会。
サン・フランシスコ・ジ・パウラ教会。黄色がたまらない。


つくりは他の教会と似ている。


で、こんな景色が見られる。サイコー。
オウロ・プレットLOVEな日本人ガイドさん、村瀬正子さんのおかげで、
私もオウロ・プレット大好きになりました。
今回は車で移動しましたが、今度はオウロ・プレットに1泊して、ゆっくり町歩きをしたいです。

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※このページはすべて2008年12月〜2009年1月時点の情報に基づいています。
現在では変更している可能性もあるので、これから行かれる方は必ずそれぞれの公式サイトなどを確認してください。

11/05/08 up